Webライターとして活動していると「収入が不安定」「案件が減ってきた」と感じる方も多いのではないでしょうか。
特にAIの普及により、ライティングの募集が以前より減ったと感じる場面もあります。
そんな中で注目したいのが、依頼に左右されず自分だけで完結できるKindle出版です!
今回、ピアノ講師やライターとして執筆経験を重ねてきた黒田知子が、WebライターにとってのKindle出版のメリットを5つにまとめました。
Kindle出版は無料で始められてローリスクです。
この記事ではその魅力を具体的に解説します。
WebライターがKindle(電子書籍)出版するメリット5選

Webライターとして活動していると収入が不安定になりがちですよね。
そこでおすすめなのがKindle出版です。
WebライターがKindle出版するメリットはたくさんあります。
Kindle出版は無料でできて在庫を抱えずにできる、ローリスクなビジネスです。
これはホリエモンこと堀江貴文さんが提唱する「ビジネス4原則」にもあてはまります。
また電子書籍なので発送の手間もなく、集客などもAmazonがしてくれるのでビジネス初心者にもおすすめです。
ここではWebライターがKindle出版するメリットを5つ挙げました。
1つずつ詳しく見ていきましょう。
メリット1:ライティングの技術をそのままいかせる
Webライターは文章を書く仕事なので、もちろんKindle出版でもその技術をいかせます。
そのためWebライターとKindle出版は相性がいいと言えるでしょう。
たとえば構成を考える技術は目次や章を立てるのに役立ちます。
またWebライティングでは同じ語尾を3回繰り返すことを回避するのが一般的です。
この技術はKindle出版でも読みやすい文章を書くことにつながります。
さらにSEOライティングの経験があれば、「検索されやすいタイトル」や「需要のあるテーマ選定」にもいかせます。
読者視点を大切にするWebライティングを続けていれば、わかりやすく伝える力も磨かれているでしょう。
具体的に文章で説明する力なども非常に役立つ技術です。
特に「最初に結論を書く」「見出しで要点を整理する」といったスキルは、電子書籍でも読者の満足度を高める大きな武器になります。
メリット2:Webライターとして自分の知識や経験が役立つ

Kindle出版の魅力は自分の知識や経験をいかせることです。
旅行が好きな方は旅行のエッセイやノウハウ本を出版するのもいいでしょう。
子育て経験のある方は、育児に奮闘する様子をKindle出版すると共感を得られるかもしれません。
主婦の方は家事の時短術や節約術を本にするのもいいですね。
筆者はピアノ講師をしていた経験があり、ピアノの練習本を最初にKindle出版しました。
高校生のときには難曲を数か月で弾きこなした経験がありますが、そのためにどのような練習をしたかなどを具体的に本へまとめたものです。
筆者が独自に編み出した練習方法の他にも、周りで社会人をしながら音楽活動をしている人たちについて書いたコラムなども収録しています。
実体験をいかして書いた文章はAIには書けません。
独自の経験を書いてKindle出版することで誰かの役に立つ可能性が高いです。
特に初心者ライターは、得意なジャンルや経験のある分野からスタートすることでスムーズに執筆を進められます。
さらに「過去の失敗談」や「悩みを解決した体験談」などは、多くの読者が共感しやすく需要が高いテーマです。
読者にとって役立つ情報やストーリーを形にすることは、ライターとしての信頼構築にもつながります。
メリット3:クライアントワークと違って自由に文章を書ける
Webライティングでは細かいレギュレーション(ルール)があることも多いです。
またテーマや使用するキーワードも基本的に決まっています。
しかしKindle出版では比較的自由に文章を書けるため楽しく執筆できます。
たとえばクライアントワークのWebライティングでは、体言止めは禁止されている場合が多いです。
クライアントワークでは自由に文章を書けることは少ないです。
そのためライティングのお仕事がストレスになるという人もいます。
しかしKindle出版はすべて自分で文章を考えるため、自分らしい文章を書くことが可能です。
またクライアントワークは納期がありますがKindle出版は自分のペースで執筆できます。
電車の中でスマホに思いついたテーマをメモしたり、文章を少しずつ書くのもいいですし、休日にまとまった時間で一気にたくさん書くのもいいでしょう。
自由度が高いという点も、Kindle出版はかなり魅力的ですね。
さらに、自分の考えや世界観を自由に表現できるため「作家性」を出すことができ、他のライターとの差別化にもなります。
メリット4:「Kindle出版したWebライター」の実績ができる
Kindle出版をしたという実績はWebライターとしての強みになります。
ただ単に文章を書くだけではなく、本のテーマのアイデアを出したり編集もしなければいけないからです。
クライアントにとっても「出版経験のあるライター」は価値が高い傾向にあります。
またKindle出版では2万字以上の長文を書くことが一般的です。
そのため長文も書けるWebライターとして認識してもらえます。
実績は他のライターとの差別化になるため、一歩差をつけたい方におすすめです。
加えて、Kindle出版した実績をポートフォリオに載せれば、営業時のアピール力は格段に上がります。
「私はこれまでに◯冊出版しています」の一言は、クライアントにとって安心材料になるでしょう。
メリット5:Kindle出版は資産性があり長期的に収益が発生する
Kindle本を一度出版すると長期的に収益が発生するので資産性があると言えます。
また複数出版することで読者が別の本にも興味を持つ可能性が高いです。
何冊もKindle出版をすることで収益の積み上げが可能です。
一度出版してしまえばその後は基本的に放置しても収益が発生します。
より多くの方に本を読んでもらいたい方は積極的にXやnoteなどで宣伝しましょう。
継続的に執筆すれば、毎月安定した印税収入を得ることも夢ではありません。
しかもKindle本は世界中で販売されるため、思いがけず海外の読者から購入されるケースもあります。
グローバルな市場で収益が得られるのは、大きな魅力の一つです。
WebライターがKindle出版するデメリット

Kindle出版をするデメリットはほとんどありません。
しいて言えば時間をとられることくらいでしょうか。
表紙作成を自分で行う場合、最初は慣れないので時間がかかってしまうかもしれません。
またKindle出版の文字数は一般的に2~3万字のことが多いです。
Webライティングでは2,000~1万字のことが多いため、一般的なWebライティングより時間がかかってしまいます。
しかし2万字くらいであれば慣れてしまえば数日で原稿を仕上げることも可能です。
移動中などのスキマ時間を見つけて執筆したり、時間を有効に使えば思ったよりも早く原稿が完成するはずです。
Kindle出版のやり方|テーマ決めからKDPの登録方法まで

ここではKindle出版のやり方について簡単にご説明します。
Kindle出版を始めるのはとても簡単です。
- テーマを決める
- 原稿を完成させる
- 支払い方法など必要情報を入力する
- 原稿と表紙をアップロードして出版準備完了
Kindle出版を行うには、Amazonの専用サービス「KDP」に登録が必要です。
既存のAmazonアカウントでも登録できます。
Kindle出版は無料でできて印税収入が見込めるローリスクビジネス|挑戦してみよう

Kindle出版は無料でできるので手軽に始められます。
長期的に印税が発生する見込みもあり、積み上げることでもらえるお金も増えていくでしょう。
一度出版すると収益が長期的に得られて不労所得となる可能性があります。
また自分の知識や経験をいかしてお金がいただけるのは嬉しいものです。
筆者はこれまでにピアノの練習本やオートミールダイエットの本などを出版しました。
ピアノの練習もダイエットの本も、楽しみながら記録していたものをもとに原稿を書いたものです。
楽しみながら書いた本が誰かの役に立っていると思うと、Kindle出版はとてもやりがいがあると感じられます。
ローリスクなのでぜひ勇気を出して行動し、まずは自分の得意ジャンルで1冊目を書いてみましょう!
コメント