職業訓練校とは?メリットやWebライターに役立つ講座をご紹介

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職業訓練校とは?メリットやWebライターに役立つ講座をご紹介

Webライターの中村 マコです。

私が受講した職業訓練校は、座学だけでなく手を動かして学ぶ時間も多く、実践的でした。

職業訓練校は、無料で専門的な知識や技術を短期間で学べます。

就職支援も行っており、面接の練習や履歴書の書き方も授業内でありました。要件を満たせば、受講しながら手当をもらえます。

自分の未来を切り開くために、職業訓練校で第一歩を踏み出してみませんか?

この記事では、職業訓練校について紹介します。

目次
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職業訓練校とはどんな学校?

職業訓練校とはどんな学校?

職業訓練校とは、おもに転職希望者や失業中の人がスキルを身につけ、再就職を目指すために通う教育機関です。

職業訓練校には公共職業訓練と求職者支援訓練があり、自分に合ったスタイルで学べます。

職業訓練校の対象者

すべての求職者が対象で、失業中の人や新しいスキルを身につけて転職したいと考えている在職中の人も対象です。

職業訓練校を受講できる条件

職業訓練には「公共職業訓練」と「求職者支援訓練」の2種類があります。受講するには条件がありますので、確認しておきましょう。

公共職業訓練

公共職業訓練とは、おもに失業保険を受給している求職者を対象としています。

公共職業訓練を受けられる条件は、以下の4つの条件をすべて満たしている人です。

  1. 失業保険の給付期間が1/3以上残っている(自己都合退職による場合)
  2. ハローワークから、職業訓練が必要と認められている
  3. 過去1年に退校処分を受けていない
  4. 以前の公共職業訓練終了から、1年以上経過している(過去に公共職業訓練を受けたことがある場合)

求職者支援訓練

求職者支援訓練とは、おもに雇用保険を受給することのできない求職者や、雇用保険の受給期間が終了した人などを対象とした訓練です。

求職者支援訓練を受けられる条件は、以下の4つの条件をすべて満たしている人です。

  1. 雇用保険受給資格者でない
  2. ハローワークに求職の申し込みをしている
  3. 労働の意思と能力がある
  4. ハローワークから、職業訓練が必要と認められている

公共職業訓練、求職者支援訓練ともにこれらの条件を満たしたうえで、選考・適性検査(学科試験、面接試験)に合格する必要があります。

ハローワークの職業訓練校はハロートレーニングとも呼ばれる

ハロートレーニングとは、平成28年11月に厚生労働省が決定した公的職業訓練の愛称です。

つまり、ハロートレーニングと職業訓練は同じものです。

求職者が就職活動をより効果的に進められるよう、サポートを受けられます。

職業訓練校で勉強をするメリット

職業訓練校で勉強をするメリット

短い期間で原則として無料でスキルを身につけられ、職業訓練受講給付金や各種手当を受けながら受講することがメリットです。

賢く活用して、お得に知識やスキルを身につけましょう。

職業訓練には、次のようなメリットがあります。

無料で受講できるケースが多い

テキスト代や検定試験代は自己負担となりますが、授業料は原則として無料です(長期コースについては授業料が発生する場合もあります)。

資格がとれる可能性がある

職業訓練ではほんの一部ですが、下記のような資格を取得できる可能性があります。

資格
IT・パソコン系CADオペレーター
MOS
デザイン系Webデザイン技能検定
Webクリエイター能力技能認定試験
介護福祉系介護職員初任者研修
介護福祉士
建築・製造系フォークリフト運転技能講習
玉掛け技能講習
販売・事務系登録販売者
秘書技能検定試験
医療事務系医科医療事務管理士技能認定試験
調剤事務管理士技能認定試験

給付金や手当がもらえることもある

公共職業訓練では、一定の要件を満たすと失業給付金と下記の手当が支給されます。

手当の種類支給の内容
基本手当雇用保険による失業手当
受講手当2万円を上限とし、1日につき500円
通所手当月額で最大42,500円が交通費として支給
寄宿手当公共職業訓練を受けるため、家族と別居して他の場所に住んだ場合に月額10,700円が支給

求職者支援訓練では、職業訓練受講給付金を申請できます。

手当の種類内容
職業訓練受講手当月額10万円
通所手当月額で最大42,500円が交通費として支給
寄宿手当公共職業訓練を受けるため、家族と別居して他の場所に住んだ場合に月額10,700円が支給

下記の要件を満たす場合には、給付金を受けながら受講できます。

  • 本人収入が月8万円以下
  • 世帯全体の収入が月30万円以下
  • 世帯全体の金融資産が300万円以下
  • 現在住んでいるところ以外に土地・建物を所有していないこと
  • 訓練実施日すべてに出席していること
  • 世帯の中で同時にこの給付金を受給して訓練を受けている者がいないこと
  • 過去3年以内に、いつわりその他不正行為により、特定の給付金の支給を受けていないこと

参考:厚生労働省公式サイト

職業訓練校で勉強するデメリット

職業訓練校で勉強するデメリット

職業訓練校で受講するメリットもあれば、デメリットもいくつかあります。

後悔しないよう、受講前には必ずチェックしておきましょう。

選考に落ちる場合もある

職業訓練を受講するためには、選考・適性検査(学科試験、面接試験等)をクリアする必要があります。

募集する段階で試験日が決まっているので、スケジュールをしっかり確認して試験に備えておきましょう。

就職、転職に至るまで時間がかかる

早く就職をしたいと考えている人は、慎重に検討する必要があります。

なぜなら職業訓練を受けると離職期間が長くなる傾向があるからです。

コースによって異なりますが、受講期間が3か月から最長では2年あるため、就職するまでに時間がかかるでしょう。

ただし、職業訓練を受講中に、就職することも可能です。

Webライターに役立つ職業訓練とは

Webライターに役立つ職業訓練とは

下記の職業訓練の講座は、Webライターとしてのスキルをよりいっそう磨ける授業内容となっています。

実務で役立つ技術を学び、より多くのクライアントに対応できるように、これらの職業訓練を受けることをぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

一般・OA事務

Webライティングに必要な、基本的なパソコン操作を身につけられます。

このコースではWordやExcel、PowerPointなどの事務的な作業のスキルを学べ、またビジネスマナーを学ぶことで、クライアントとのコミュニケーションにも役立ちます。

Web クリエイター養成科

Webサイトの構築やデザインに触れられて、HTMLやCSSの基礎を学べるコースです。

Webページを作成できるスキルが身につき、表現力の幅が広がります。

ビジネスアプリケーション習得科

Word、Excel、PowerPointの基本操作習得や、Officeアプリケーション機能の習得でWebの作成管理までの知識を身につけることにより、幅広く仕事ができる人材をめざします。

実際に職業訓練校を受講した体験談

実際に職業訓練校を受講した体験談

筆者の場合は、約3か月『一般・OA事務科』に入校しました。

パソコンがまったくの初心者で、まずは電源をポチッと押すところからの始まりでしたが、クラスの講師の方がとても熱心に教えてくださり、おかげさまでWord3級とExcel3級を無事に取得できました。

クラスは14名と小規模で、年齢も20~70代とさまざまな人たちの集まりでしたが、和気あいあいでみんな仲が良かったです。

授業内容はカリキュラムがギュウギュウに詰め込まれていたため、筆者の場合、毎日1~2時間ほど自宅で復習していました。

教材費や検定試験代は必要でしたが、授業料は無料だし失業給付金も受給できるので、職業訓練校に行って損はありません。

職業訓練校にはWebライターに役立つ講座もある!

職業訓練校にはWebライターに役立つ講座もある!

以上のように職業訓練校には、Webライターに役立つ講座も数多くあることがわかりました。

無料で基礎から学べて、さまざまな資格取得や失業給付金も受給できます。

自分のキャリアアップや転職に役立てるために、職業訓練校を有効に活用してはいかがですか

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この記事を書いた人

地方在住、50代で未経験からスタート。事務員として働きながら、目下ななサロで勉強中。

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