在宅でWebライターとして仕事をしようとする場合、何らかのクラウドソーシングを利用するのがおすすめです。
クラウドソーシングで有名なのは、クラウドワークスやランサーズでしょうか。
またスキルを売るココナラもあります。
私は普段、在宅でWebライターとして活動しています。
今回はWebライターとして仕事をする場合に、ココナラとクラウドワークスのどちらを選べばよいのか比較しつつ考察してみます。
ちなみにランサーズも比較したいところですが、私の場合ランサーズは登録したものの実際に活用したことがないため今回は2サイトにしぼりました。
私は、今ココナラをメインに活動しています。でもそれ以前はクラウドワークスを活用していました。
ココナラorクラウドワークス|どっちがいいの?
ココナラとクラウドワークスの違いを見て、どっちがいいのか検証してみます。
それぞれ一長一短ありますから、「こちらが断然おすすめ!」とか「○○一択です!」などとは言えません。
私自身は、Webライターとしてデビューしたのはクラウドワークスでした。
クラウドワークスで半年ちょっとの間、がむしゃらに案件をこなしてきたのです。
まったくの初心者だった私は、当初右も左もわからない状態でしたから、クラウドワークスでの半年間はとてもよい勉強期間でした。
単価は安かったのですが、心優しいクライアント様からさまざまなことを学ばせてもらったと思います。
その後、活動の主軸をココナラへと移しました。
ココナラを始めてから10ヶ月ほどになります。
今は、クラウドワークス時代とは比べものにならないほどの文字単価で活動中です。
私にとってはクラウドワークスでの半年間も必要不可欠な期間でしたし、その後ココナラで出品したこともとても良かったと思っています。
もしもこれからWebライターとしてデビューしたいと思っている場合には、以下のようにおすすめしたいです。
- まったくの初心者で右も左もわからない場合:クラウドワークスから始めるのがおすすめ
- ライティングを勉強した or 少しでもライター経験がある場合:ココナラデビューがおすすめ
またクラウドワークスでライター活動に慣れて自信がついたらココナラデビューをするのがおすすめですが、すぐにクラウドワークスを辞めてしまうのではなく併用していくのがおすすめです。
なぜならココナラは待ちの姿勢なので、自分が仕事をしたいのに全然購入されない期間もあります。
そんな時にはクラウドワークスで仕事を取りに行き、報酬を得るのは得策です。
収入の柱を分割しておくと安心ですよね。
※ちなみに、ココナラにも自分から仕事を取りに行く機能もあります。
ココナラとクラウドワークスの違いを見ていきましょう。
クラウドソーシング|ココナラとクラウドワークスの違い
ココナラとクラウドワークスは、根本的な部分で大きく違います。
ココナラは自分の商品を出品
ココナラは自分の商品を出品しておき、それを気に入った人に買ってもらうスタイルです。
そのため、すべてを自分で決定できます。
- 商品名
- 商品価格
- 商品のサービス内容
- オプションの設定
- オプションの価格
- 納期 など
ネット上で小さな自分のお店を開くイメージでしょうか。
そのお店に自分の得意なことを商品として展示しておき、気に入った人に買ってもらう。
購入されたら、商品内容のサービス(仕事)をおこない納品して完了します。
クラウドワークスは自分で仕事を選んで応募する
クラウドワークスは数多く掲載されている仕事の中から自分ができそうな仕事を選び、自分からそこへ応募するスタイルです。
クライアントに採用されて契約が決まったら、与えられた仕事をして納品します。
クラウドワークスで自分が決定できるものは以下のとおりです。
数多くある案件の中から自分で仕事を選択する
クラウドワークスは、バイト紹介サイトで自分のできそうな仕事を選んで応募するイメージでしょうか。
どちらかというと単発の仕事、たとえば引越しとかコンサートやイベントの手伝いなど、そんなイメージになるでしょう。
与えられた仕事をこなし、その分報酬が支払われます。
これはあくまでも初心者の場合で、高度なスキルを持っていたり権威性のある資格をもっていればまた話は違います。
1案件の単価の違い
一概には言えませんが、私の感覚だと1案件の単価はココナラの方が高いと感じます。
私は、今現在ココナラにおいて文字単価4~5円程度で出品しています。
クラウドワークスで文字単価4~5円程度の案件を探すのはなかなか大変なことです。
またクラウドワークスで自分に合った仕事を見つけることも、なかなか大変な作業になります。
手数料の違い
ココナラとクラウドワークスの手数料の違いを比較してみます。
ココナラの場合
ココナラの手数料率は以下のとおりです。
販売総額 | 手数料率(税込み) |
金額にかかわらず | 一律22% |
クラウドワークスの場合
クラウドワークスのシステム手数料は以下のとおりです。
報酬額 | システム手数料(税込み) |
10万円以下の部分 | 22% |
10万円超20万円以下の部分 | 11% |
20万円超の部分 | 5.5% |
報酬の違いはいくら?
たとえば10,000円の仕事をしたとします。
自分のところへ入ってくる金額は、以下のとおりです。
- ココナラの場合:7,800円
- クラウドワークスの場合:8,580円
手っ取り早く1円でも多く稼ぎたい場合には、クラウドワークスで仕事をとるのがおすすめ。
しかし将来性を考え長い目で見た場合には、ココナラで高単価を狙っていく方が断然おすすめです。
なぜならココナラはどんどん単価を上げられますが、クラウドワークスで単価を上げていくことは難しいからです。
銀行への振込み手数料比較
上記の金額を受け取るためには、銀行へ振込みを依頼します。銀行への振込み手数料を比較してみましょう。
ココナラ | 3,000円以上:無料(3,000円未満160円) |
クラウドワークス | 楽天銀行:100円 他の金融機関:500円 |
前項の受取額から振込み手数料を差し引いた額は以下のとおりです。
- ココナラ:7800円
- クラウドワークス:楽天銀行:8,480円、他の金融機関:8,080円
また楽天銀行は出金の際にATM手数料(0~275円)がかかる場合もありますので、要チェックです!
ココナラは自分の都合のよい金融機関を指定すればOKですが、クラウドワークスの場合には楽天銀行イチオシ状態です。
そのため楽天銀行に口座開設はしたくない、これ以上口座は増やしたくないなどの理由がある方は、他の金融機関への振込み手数料(500円)の金額も頭に入れておいた方がよいでしょう。
報酬額が多額になればさほど気にならない金額かもしれませんが、報酬が少ないうちは振込み手数料にも注意したいですね。
【2021年4月12日ココナラ手数料改定】一律税込み22%に
ココナラは手数料が高いことがネックでしたが、販売手数料が一律税込み22%に改定されました。(電話相談サービスは除く)
これは私たちWebライターにとっては朗報と言えるでしょう。
評価の制度
ココナラにもクラウドワークスにもどちらも評価制度があります。
- ココナラの場合:1つの案件に対して★の数と評価者からのメッセージで評価がつきます。星の数は★~★★★★★です。
- クラウドワークスの場合:受注実績の件数と、評価が数値で表示されます。星の数は★~★★★★★です。さらに評価者からのメッセージも公開されます。
ランクなど実績の有無
ココナラとクラウドワークスの実績としての有無を比較してみます。
ココナラはランクアップ制度
ココナラには、ランクアップ制度があるのです。
販売実績や売上額などに応じてランクアップしますので、信頼度もアップしますしモチベーションにもつながります。
クラウドワークスは評価と実績が表示される
クラウドワークスは受注実績と評価が表示されます。
実績と評価の表示は、モチベーションにつながりますね。
文字単価を上げる方法
文字単価を上げていく方法を、ココナラとクラウドワークスそれぞれで紹介します。
ココナラの場合は自分で価格を設定
ココナラは価格設定も自分で自由に決められます。
たとえばココナラデビュー直後は早く実績を積むために低価格で出品しておき、ランクが上がるとともに価格を変更していくことも自分で自由に決められるのです。
クラウドワークスの場合は自分でより高単価の案件に応募
クラウドワークスにも高単価の案件はあります。
単価を上げていきたい場合には、より単価の高い案件に応募すればよいのです。
しかしながら単価の高い案件は優秀な人がたくさん応募している場合も多く、採用されるには熾烈な戦いになることも予想されます。
その中から必ずしも選ばれる保証はありません。
自分が目指すところを決めて体験してみよう!
ココナラとクラウドワークスをさまざまな視点から比較してみました。
結論としては、それぞれ一長一短あります。
簡単にまとめてみました。
ココナラがおすすめの人は以下のとおりです。
- 長い目でライター活動を続けたい
- より高単価で仕事をしたい
- ライターとしての実績を作りたい
- ライターとしての地位を築きたい
- 得意なことがたくさんある
クラウドワークスがおすすめな人は以下のとおりです。
- とりあえず数記事書いて報酬を得たい
- 今すぐにでも始めてみたい
- 未経験なのでまずはライターがどんなものかを体験してみたい
- 自分でガンガントライするのが得意
- テストで落ちてもめげない
ココナラもクラウドワークスも、会員登録自体は無料でおこなえます。
まずは会員登録から、一歩踏み出してみてはいかがですか?
今回は、ココナラとクラウドワークスの2サイトを比較してみました。
もしも今後私がランサーズにもデビューができたら、また3サイトを比較してみたいと思います。
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