取材ライターと聞くとちょっと楽しそうで憧れるけれど、自分とは関係ない遠い世界の話だとお考えではありませんか。
実は、「スキルなし50代地方在住専業主婦」でもなれるのです。
取材ライターになるために特別な資格は必要ありません。
この記事では、Webライター未経験でもできる、取材ライター募集の見つけ方、必要なスキル、仕事内容さらには魅力についても詳しく紹介します。
ぜひ、最後までお読みくださいね。
取材ライターになるには
取材ライターになるには、まずは、求人に応募することです。
しかし、まったくの初心者では何をどうすればよいかわからないですよね。
Webライター未経験でも取材ライターになるにはどうすればよいか詳しく紹介します。
50代Webライター未経験でも取材ライターになる方法
50代Webライター未経験でも取材ライターになる方法は、初心者でもできる仕事を見つけることです。
インターネットや求人誌で初心者OKの取材ライター募集に応募しましょう。
なかでも、狙い目の募集は、次のようなものです。
- 地元の情報誌
- 地域情報サイト
- 市民ライター など
広告代理店や地元企業のライター募集に、まったくの初心者、スキルなしで応募することには抵抗があっても、地元の情報誌や市民ライターなら初心者でも抵抗なく応募できるでしょう。
そのうえ、記事の書き方や写真の撮り方などを丁寧にレクチャーしてもらえる案件もあります。
また、勉強会やライター交流会が開催されることもあるので、ぜひ、積極的に参加されることをお勧めします。
未経験から取材ライターを目指している人には得るものが大きいですよ。
取材ライター募集の見つけ方
取材ライターの募集を探すには、インターネットや求人誌で初心者OKの取材ライター募集の案件を見つけることが一番簡単な方法です。
それ以外にも広告代理店や企業で広報の仕事をしている友人、知人などに取材ライターの仕事がしたいと話しておくことをおすすめします。
他にも取材ライターをやっている人を見つけたら、話を聞いてみることです。
地方では、フリーライターの数が都市部ほど多くなく、取材ライターが不足している印象を受けます。
うまくいけば、取材に同行できたり、取材ライターの仕事を紹介してもらえたりすることもあるでしょう。
まずは思い切ってチャレンジすることで経験を積むことが大切です。
経験を積みながら取材スキルやライタースキルを身に付ければ、どんな仕事にでも自信をもって応募できるようになりますよ。
取材ライターに必要なスキルは?
取材ライターに必要なスキルにはどのようなものがあるでしょうか。
中でも重要な3つを順に説明します。
文章力
取材ライターにとって文章力は必要なスキルです。
けれど、文章力がないからとあきらめる必要はありません。
わかりやすく読みやすい文章には型があり、型通りに文章を書くことで良い記事を書けるのです。
さらに、経験と努力を重ねれば文章力はついていきます。
パソコン技術
難しいパソコン技術は必要ありません。ただ、記事を書くために必要なワードくらいは勉強しておくとよいでしょう。
スマートフォンでは、仕事の効率が悪く、パソコンが必須のことが多いです。
クライアントとメールで連絡を取ったり、最近ではZOOMでの打ち合わせがあったりもします。
また、取材前の準備で下調べをするためにインターネット環境も必要です。
写真もライターが撮るの?スマホやカメラは必要か?
案件によっては、ライターも写真を撮ることがあります。
しかし、心配はご無用です。スマホの写真で大丈夫な案件も多いので、契約時に確認しておきましょう。
一眼レフカメラでの撮影が必要な案件もありますが、それは経験を積みながらおいおい考えていけばよいでしょう。
取材ライターとはどんな仕事?
取材ライターの仕事は、取材してWEB上や紙媒体に記事を書くことです。
手間をかけ取材して得た情報を元に書くことで、価値の高い記事を書けます。
取材ライターの仕事内容|地方在住でもできる!
地方在住でもできる取材ライターの仕事を見ていきましょう。
ライターが企画を考えて持ち込むこともありますし、クライアントからこういう取材をと持ち込まれることもあります。
インタビュー記事
対象者(インタビュイー)に取材をして書いた記事のことです。
直接取材した内容を元に書いているので信頼性、信憑性があります。
インタビュー記事と聞くと、雑誌やインターネットで見かける著名人、芸能人などのロングインタビューなどを思い浮かべるかもしれません。
しかし、地方在住さらにはまったくの初心者では、いきなり著名人のロングインタビューは難しいでしょう。
ただ、地方では著名人のインタビューは無理でも、飲食店のオーナー、パン屋のご主人、動物園の広報担当等に話を聞いて記事を書く仕事はたくさんあります。
取材記事のほとんどは施設やお店の担当者の話を聞いて書くことになるので、インタビュー記事の側面を持っているのです。
企業のキャンペーンやイベント取材記事
地方都市にも老舗企業の本店や、色々な企業の支店があります。
それらの企業で、季節ごとのキャンペーンやイベントなどの取材を行います。
【例】
- 地元企業の夏祭り、秋祭り
- ホテルの七五三フェア
- 老舗企業開業○○周年のイベント
講演会や地域のイベント取材記事
著名人の講演会や商店街のイベント、地域のお祭りなどの取材を行います。
地方ならではのイベントが色々ありますよ。
【例】
- 特産品研究教授の講演会
- 地元商店街でのマルシェ開催
- 地元○○電車の日帰り旅行
飲食店取材記事
様々な飲食店の取材をして記事を書きます。
普段、食べに行くだけではわからない作り手のこだわりを聞けるのは本当に楽しいですよ。
初心者には企画も立てやすく、案件の数も多いのでおすすめです。
【例】
- 大正時代から続く老舗洋食店
- 地元産フルーツを使ったスイーツ店
- 行列のできるラーメン店
取材ライターに向いているのはどんな人
どんな人が取材ライターに向いているのでしょうか。向いている人の3つの条件をみていきましょう。
コミュニケーション能力がある
50代専業主婦ということは、長年、ご家族の生活を支えてきたということですよね。
例えば、ご主人が急に会社の同僚を家に連れてきたり、お子さんがいれば学校や子供会の役員をしたり、ママ友とのお付き合いをしたり。
地方在住であれば今でも密なご近所付き合いをしていませんか。
そんな中で積み上げてきたコミュニケーション能力は相当なものがあります。その力を利用して取材先での様々な相手とのコミュニケーションがうまく取れることでしょう。
さらに人と話すことが好きな人は、取材ライターにとても向いています。
好奇心旺盛
色々なことに好奇心旺盛な人は、取材ライターに向いています。
取材時にはもちろんですが、事前のリサーチ時にも力を発揮するのです。
十分に事前リサーチをして、質問リストを作って取材に臨めばスムースに進むでしょう。
また、取材相手によっては、ホームページ、フェイスブックまたはインスタなどから得た情報をアイスブレイクにも使えます。
最初に上手く打ち解けて話せれば取材も円滑に進むでしょう。
フットワークが軽い
子育ても終え、時間に余裕のある50代専業主婦ならばフットワークも軽いでしょう。
取材は必ず相手があることですから、フットワークの軽さは武器になります。
急な取材に対応することが出来れば、重宝され仕事依頼も増えますよ。
取材ライターの魅力
地方在住50代専業主婦にとって取材ライターの魅力は、生活が豊かになることです。
駆け出し取材ライターでは、金銭的に大きな収入にはならないかもしれませんが、色々な人から話を聞くことや様々な経験ができることでワクワクする日々が送れます。
地方在住でも、取材対象はいくらでもあり、地方だからこその案件もたくさんあるのです。
何かに精通している人の話を聞くことは、本当に楽しいですよ。
また、読んでくれた人から、「記事すごく良かった」と言われたり、取材先の方に「思いを伝えてくれてありがとう」とお礼を言われたりするとさらに頑張ろうという気持ちにさせられます。
50代専業主婦でもこんなに充実した気持ちになれることが、取材ライターの大きな魅力です。
取材ライターの相場
取材ライターの相場を調べてみると、案件により2万円~5万円あるいは3万円~10万円、ほかにも数千円から数万円等の記載があり案件やライターの実績などによりまちまちです。
また、初心者取材ライターの場合、ランチ代程度あるいは市民ライターなどはボランティアのものまであります。
未経験、スキルなしで始める場合、勉強代と割り切って収入が少なくても経験してみるのも悪くないことですよ。
今後ビジネスで取材ライターをやっていきたいなら、まずは経験して学ぶことが大切です。
スキルなし、50代専業主婦でも取材ライターになれる
スキルなし、50代専業主婦でも取材ライターになれるのです。
駆け出し取材ライターの仕事はとても楽しく、いきいきとした生活がおくれます。
人生100年の時代、50代ならまだまだ時間はたっぷりありますよね。
誰もが最初は初心者です。経験を積みながら少しずつベテラン取材ライターになれるよう、まずは最初の一歩を踏み出してみませんか。
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