SEOライターで薬機法管理者のななこ(@nnkowriter)です。
私は普段、SEOライターとして記事作成をおこなっています。
そんな私は、先日YMAA個人認証マークを取得しました。
昨今の記事作成は、薬機法や医療広告ガイドライン、景表法など、何も留意しなくてもいいものはないのでは? と思われるほど、気をつけなければならないことがたくさんあります。
私は該当する案件を受けた際には、その都度精査しながら記事作成をしていますが、YMAA認証を取得することで、ひとつの指標になるのでは? と思いました。
この記事では、YMAA個人認証マーク取得試験について紹介します。
ダメなら何度でもチャレンジできる試験なので、まずは気軽にチャレンジしてみてはいかがですか?
- SEOライターとして在宅で活動中
- おもにココナラで仕事を受注しています
- ココナラデビュー後約3カ月でプラチナランクを獲得。以降プラチナ継続中
- 現在文字単価5~10円で受注しています
- ココナラ以外でもライター活動受注中
- 多くの方々の添削指導もしてきました
- 毎日ライター活動を楽しく進めています
- Webライターとして活動の幅を広げるために、2021年7月【薬事法管理者】資格取得
- 初心者ライターさん向け『おうちで稼ぎたい主婦のためのWebライター0円講座』は、230名を超える方々に受講していただきました
- ライカレ ものかき大学の『50代からのSEO記事作成講座』にて講師を務める
- 2022年12月に初の電子書籍を出版『50代からWebライターで叶うわくわくに満ちた最高の生き方』
- 自署は、Amazonベストセラー&Amazon10カテゴリーにて1位獲得
- 法人様のSEOコンサル
- ココナラ 2つのプロ認定🎖
- 検索1位をはじめ、上位表示記事多数あり
- 2023年6月にハピシェアにて講師を務める
- YMAA認証、KTAA認証取得
- 2023年6月に「Webライター オンライン講座『‐輝‐(かがやき)』」発売
YMAA認証とは
YMAA認証は、薬機法や医療広告ガイドラインの知識を習得した企業や担当者に認証マークを付与する制度のことです。
薬機法医療法規格協会が主催しています。
以下のような商品の、インターネット広告をあつかう広告代理店や担当者に対して付与されるものです。
- 健康食品
- 化粧品
- 美容整形などの美容医療
YMAA認証マークが付与されることで、薬機法や医療法を遵守した広告代理店や広告取扱担当者としての認証が受けられます。
薬機法医療法規格協会とは
YMAAの運営元は、「薬機法医療法規格協会」という一般社団法人です。令和2年に設立されています。
公式サイトによると、弁護士や有識者、事業団体の代表によって構成されている団体です。
広告を見た人が、正しい情報を得たり適切な医療が受けられたりするように、薬機法や医療法を守った広告活動の推進を目的としています。
YMAA認証に該当する法律やガイドラインとは
YMAA認証マークが対象としている法律やガイドラインは以下のとおりです。
- 薬機法
- 医療広告ガイドライン
薬機法や医療広告の規制対象は広告主のみならず、広告代理店や広告を取り扱う担当者も対象です。
抵触するようなことがあれば、是正を求められたり罰則が課せられたりする可能性もあります。
管轄 | 罰則の例 | |
---|---|---|
薬機法 | 厚生労働省 警察 | 最大3年以下の懲役 または300万円以下の罰金 またはその併科 |
医療法 | 保健所 警察 | 6カ月以下の懲役 または30万円以下の罰金 |
YMAAは国家資格?民間資格?
YMAAは、一般社団法人薬機法医療法規格協会が運営する民間資格であり、国家資格ではありません。
国家資格にこだわりがある方は、気をつけてください。
YMAA団体認証マークとYMAA個人認証マークがある
YMAA認証には、団体認証マークと個人認証マークがあります。
いずれも、薬機法、医療法に関して、遵法に広告をあつかっているものに対して提供されるものです。
YMAA団体認証マークは企業に対して、YMAA個人認証マークは個人に対して付与されます。
個人のYMAA認証マークは、名刺やメールの署名に記載でき、お客様に対して遵法知識をアピールできます。
YMAA団体認証マーク | YMAA個人認証マーク |
---|---|
1企業に一定以上のYMAA認証資格者が在籍 協賛金の支払い | 薬機法・医療法広告をあつかう担当者向け |
Webライターとして気をつけたい法律やガイドラインとは
Webライターは、さまざまな記事を執筆しますが、その際に法律やガイドラインに留意が必要な場合も多々あります。
Webライターが記事を執筆する際に気をつけたほうがいい法律やガイドラインは、以下のとおりです。
- 薬機法
- 医療広告ガイドライン
- 景品表示法 など
それぞれ説明していきましょう。
薬機法
薬機法は、医療品や化粧品などの品質や有効性、安全性を確保するための法律です。
薬機法に該当する、以下の製造や販売に関する法律になります。
- 医薬品
- 医薬部外品
- 化粧品
- 医療機器
- 再生医療等製品
なぜこれがWebライターに関係があるのか、と不思議に思えますが、薬機法では広告表現が厳しく規制されています。
そして、広告規制の対象となるのは「何人も」とされているのです。つまりすべての人が対象とされています。
そのため、Webライターも薬機法の広告規制の対象となるのです。
医療広告ガイドライン
Webライターとして活動をしていると、医療広告ガイドラインに留意しながら執筆することも多々あります。
たとえば美容クリニックの記事を執筆する際には、医療広告ガイドラインは重視しなければなりません。
そのため医療広告ガイドラインを把握しておくことは、Webライターとして必要となるのです。
景品表示法
景品表示法とは、消費者が適正な商品やサービスを選択できることを目的としています。薬機法と違い、すべての商品やサービスが対象です。
景品表示法では禁止されていることがあるため、Webライターとしては抵触しないよう表現に気をつける必要があります。虚偽や誇大な表現は、書いてはいけないのです。
不当表示 | 内 容 |
---|---|
優良誤認表示 | 商品やサービスが実際のものや他社のものよりも優良であると誤認されるような表示 |
有利誤認表示 | 商品やサービスの価格などが実際のものや他社のものよりも著しく有利であると誤認されるような表示 |
その他、誤認されるおそれのある表示 | 誤認されるおそれがあるために内閣総理大臣が指定する不当表示 |
一般社団法人薬機法医療法規格協会では、景表法や特商法に関するKTAA認証も用意されています。あわせて取得するといいでしょう。
私は、KTAA個人認証も取得しましたよ♪
WebライターにYMAA個人認証は必要なの?
Webライターは、さまざまな記事を書きますが、インターネット広告にあたる記事がたくさんあります。
- Web記事
- LP など
インターネット広告にあたる広告文章やキャッチコピーをライティングすることも、普通にあるのです。
薬機法や医療法に抵触すると、その事業者のみならず、広告代理店も罰則の対象となります。
健康食品や化粧品、美容クリニックなどの記事や広告にかかわるライターは、どのようなことを書けば法に触れるのかを認識しておく必要があります。
そしてどの記事が広告にあたるのかあたらないのかを、ライターが判断するのは難しいところですが「広告であれば気をつけなければならない」ことは、頭に入れておくといいでしょう。
そのためLP制作にたずさわるライターであれば、YMAAを取得する価値はおおいにあるはずです。
私も最近LPのご依頼も受けるので、より表現には気をつけています!
信頼性
Webライターにとって、YMAA個人認証マークは信頼性のひとつになるでしょう。
YMAAをもっているライターさんともっていないライターさん、同じレベルのライターさんがいたとしたら、もっているライターさんを積極的に採用するクライアントがいたとしても不思議ではありません。
それが決定打になるかどうかはクライアント次第ですが、YMAA認証は一定レベルの知識をもっているライターとして信頼性の証になるのではないでしょうか。
高単価案件が獲得できる可能性がある
薬機法や医療広告ガイドラインに留意して記事の執筆ができれば、高単価案件を受注できる可能性が高まります。
依頼する企業としては、法に抵触する表現は避けなければいけませんので、しっかりと知識をもったライターさんに受注したいと考えるはずです。
企業は1記事あたりの安さを求めるよりも、多少単価が高くても、安心して記事執筆を任せられるライターさんへ発注したいでしょう。
そのためYMAA個人認証試験に合格したライターさんへは、たとえ高単価でも記事を発注したいと考える企業はあるはずです。
YMAA個人認証マークを取得するための受験方法
ここからは、YMAA個人認証マークを取得するための受験方法について紹介します。
インターネットでYMAA個人認証マーク資格試験を受験する
YMAA個人認証マークを取得するためには、まずはインターネットで受験をします。
YMAA公式サイトから「試験を受ける」をクリックすれば、すぐに試験が開始可能です。
試験を始める前に以下の3項目を入力します。
- 会社名
- 担当者名
- Emailアドレス
いきなり受験? と驚かれるかもしれませんが、受験をすればマニュアルがもらえます。そのためまずは受験してみるのがおすすめです。
資格試験の問題数は実質59問
YMAAの資格試験は、60問出題されます。
しかしその中の1問は、スパムチェックのための文字入力ですので、実質の問題数は59問です。
回答方法は、問題に対して◯か✕かで回答をしていきます。制限時間はとくにありませんでした。
9割正解で合格できる
全59問中、90%正解すれば合格となります。
YMAA個人認証マーク資格試験の難易度や合格率はどれくらい?
YMAA認証資格試験の合格率は、試験のサイトで公開されています。2023年6月現在では、30.7%となっていました。
合格率(2023年6月現在) |
---|
30.7% |
試験問題の難易度としては、薬機法や医療広告ガイドラインなどに一度も触れたことがない人には、かなり難しく感じるのではないでしょうか。
逆に勉強をしたことがある人であれば、それほど難しい試験ではないと思います。
1問1問の難易度が高いというよりは、1度の試験で90%を確実にとらなければならないといった点で、1問でも90%を切れば不合格です。
そのため、問題を1問1問完ぺきにおさえていく必要があると感じました。
本当はわかっている問題なのにうっかり間違えただけで、アウトになる可能性も大きいのです。
1問1問を大切にするために、試験を開始したら集中力が大事だと感じました。
YMAA個人認証マーク取得にかかる料金と支払い方法
YMAA資格試験自体は、無料で受験ができます。
合格した暁には、YMAA個人認証マークを取得するための料金6,600円が必要となります。
料金 | |
---|---|
受験料 | 無料 |
YMAA個人認証マークの料金 | 6,600円(税込み) |
支払い方法は、クレジットカード以外にも、多くの決済方法が用意されています。バーコード決済なども使えました。
決済後、数日でYMAA認証マークが郵送されてきます。
私はちょうどPayPayのポイントがたまっていたので、そちらで決済ができました。
YMAA個人認証マークを取得するメリット
ここからは、YMAA個人認証マークを取得するメリットを紹介します。
Webライターとして信頼性が増す
YMAA個人認証マークを取得することで、Webライターとしての信頼性が増すでしょう。それにより、仕事の受注ができるようになったり、高単価案件を受注できるようになったりする可能性があります。
自分が好きなときに家で受験できる
YMAA個人認証資格試験は、インターネットで好きなときに受験ができます。
どこか遠い会場へ受験しに行かなければならないと、なかなか気軽に受験はできません。
しかしYMAA認証は、家で好きなときに受験ができる点が大きなメリットです。
私も、スケジュールのあいたタイミングで認証試験を受験できました!
YMAA個人認証試験の受験特典でマニュアルがもらえる
YMAA個人認証試験を受験すると、受験特典として、受験者全員にマニュアルが進呈されます。
マニュアルの内容は、薬機法や医療法についての内容が簡潔にまとめられており、今後のライター活動にも役立ちそうです。
マニュアルは無料でもらえます。
合否の結果がすぐに発表される
合否の結果発表は、試験が終わるとすぐに発表されます。59問中、自分が何問正解したのかが、すぐにわかります。
私は2~3回、不合格となりました。
不合格となったら、マニュアルを読み返し再度受験をし、その後合格できた次第です。
無料で何度でも受験できる
YMAA個人認証資格試験は、無料で何度でも受験ができる点がメリットです。
その都度受験料がかかる試験はなかなか受験ができませんが、無料で受験できるのはうれしいですね♪
合格したら認証マークの料金を払えばいい
YMAAを受験する際に費用はかかりません。合格した暁には、認証マークの料金を払います。
YMAA個人認証マークは毎年の更新料がかからない
YMAA個人認証マークは、毎年の更新料がかからない点がメリットです。
資格のなかには、定期的に更新料が必要な資格もあります。そのため所持しているだけでお金がかかる場合も。
その点、YMAA個人認証マークは更新の必要がないのはメリットです。
YMAA個人認証を取得するデメリット
YMAA個人認証資格試験を受験するデメリットを紹介します。
認知度が不明
YMAAは、比較的歴史の浅い認定資格です。
近年は企業も続々と取得しているようですが、まだまだ認知度は低いかもしれません。
そのため、知らない相手に「YMAA認証もっています」と話しても、「ナニソレ?」と思われる可能性もあるでしょう。
しかし今後は、さらに認知されていく予感はします。
YMAA個人認証マークはどこでも提示できるわけではない
YMAA個人認証のマークは、どこでも自由に提示できるわけではありません。
公式サイトによると、名刺とメールの署名と明記されていますので、それ以外の場所に提示したい場合には確認が必要でしょう。
YMAA個人認証資格試験に合格するための効果的な勉強方法
ここからは、YMAA個人認証資格試験に合格するための、効果的な勉強方法を紹介します。
まずは、少しでも薬機法の勉強をしたことがある方は、一度受験をしてみるのがおすすめです。
一度受験をするとマニュアルがダウンロードできますので、もしも不合格となった場合には、そのマニュアルを読み込んで勉強をしていきましょう。
このマニュアルは、今後のライター活動の際にも活用できそうです。
またこれまでに、一度も薬機法や医療法の勉強をしたことがない方は、何から始めればいいの? と思いますが、やはり一度受験をしてみることをおすすめします。
最初の正答率を見て、その後どのような勉強をすればいいのかを判断するといいでしょう。
もしもしっかりと薬機法を学びたいのであれば、薬機法を勉強するのもおすすめです。
私が薬機法を学んだ講座の記事はこちら↓です。
YMAA個人認証マークを取得するとできること
資格試験に合格すると、YMAA個人認証マークが提示できるようになります。
YMAA個人認証マークはどこでも提示していいわけではなく、以下の場所へ表示ができると明記されていますので注意が必要です。
YMAA個人認証マークを表示できる場所 |
---|
名刺、メール署名 など |
個人認証マークは名刺とメール署名に表示できるとされています。その他に表示できる場所があるのかどうかは、確認が必要ですね。
YMAA認証は大手企業での認証も進んでいる!
YMAA認証の取得は、大手の企業でも進んでいます。
私が取得した認証マークは個人向けのものですが、YMAA団体認証マークは大手の企業も続々と取得しているようです。
薬機法や医療広告、景表法にたずさわる仕事をするなら|YMAA認証マークを取得するのもおすすめ
WebライターやSEOライターとして活動するために、YMAA個人認証マークは必須ではありません。
しかし昨今、どのような記事作成にも表現のガイドラインを知っておく必要はあると感じます。
もちろん知識として自分の中で習得しておけばいいことですが、YMAA個人認証マークをもっていれば、他者からも「このライターに記事作成をお願いすれば安心」と思ってもらえるでしょう。
知らないうちに法へ抵触しないためにも、少しずつ勉強を始め、YMAA個人認証マークを取得するのもおすすめです。
一度受験をするとマニュアルがもらえますので、もしも不合格となった場合には、さらにマニュアルを読み込み知識を入れていきましょう。
Webライターとして、強みのひとつにはなるはずです。
家にいながらにして、無料で受験できる試験なので、気軽に取り組みながら知識を得られますよ♪
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